【キャリアアップ!冨田将一朗】半導体業界に変化が起きつつある!?
おはようございます。冨田将一朗です。
さて、今日は半導体業界に変化が起きつつある!?という話。
何といっても、先週発表された東京エレクトロンと米アプライド・マテリアルとの合併は大きなニュースですね。これによりダントツ世界1位の半導体装置メーカーが生まれます。
これにより、Intelやサムスンなど大手IDMやTSMC、ASEなどファウンドリメーカーとの力関係は変化するでしょうね。中小のファウンドリは特に、設備投資などがより厳しくなるでしょう。非常に厳しいビジネス環境です。
ファウンドリも規模の追求から大手同士の合併が生まれそうです。
そうなると、今度は特にファウンドリとファブレスメーカーとの力関係が変化していきます。今までは中小規模でも技術的な特徴があればファウンドリでの製造が出来たファブレスメーカーは製造先が無くなる、ということもあり得る。
中小ファウンドリーファブレス同士の提携などが推進されるかもしれません。
まさしく、戦国時代。どこと組むのか、どこを吸収するのか。
自らの藩を後世に残すよう奔走したように、自社を後世に残すための奔走が始まります。
冨田将一朗