【キャリアアップ!冨田将一朗】ファブレス企業「ザインエレクトロニクス」の株価がストップ高続き
冨田将一朗です。
昨日、「【キャリアアップ!冨田将一朗】半導体業界に変化が起きつつある!?」で、先日の東京エレクトロンと米アプライド・マテリアルとの合併を引き合いに、半導体業界に変化が起きつつあるのでは?という話をしました。
それと関連してですが、日本のファブレスメーカーの先駆者とも言える、ザインエレクトロニクスの株価がストップ高を続けています。
1ヶ月のチャートを見ると、続伸ぶりが一目瞭然です。
何が起きたのかと言うと、同社が9月25日に発表した、東京大学との共同開発が市場にポジティブに受け入れられたようですね。
スマフォでは、断続的状態(バースト・モード)により待機時にも消費電力を食うのですが、その消費電力を削減する基礎技術として「バースト・モード対応完全デジタル型CDR技術」を開発されたようですね。
ただし、その名の通り基礎技術ですので、応用化・量産化までは時間が掛かるでしょう。この辺、研究開発をマネージしつつ、ローンチまで日銭を着実に稼いでいく営業力が問われそうです。
注目しましょう。
冨田将一朗
【キャリアアップ!冨田将一朗】半導体業界に変化が起きつつある!?
おはようございます。冨田将一朗です。
さて、今日は半導体業界に変化が起きつつある!?という話。
何といっても、先週発表された東京エレクトロンと米アプライド・マテリアルとの合併は大きなニュースですね。これによりダントツ世界1位の半導体装置メーカーが生まれます。
これにより、Intelやサムスンなど大手IDMやTSMC、ASEなどファウンドリメーカーとの力関係は変化するでしょうね。中小のファウンドリは特に、設備投資などがより厳しくなるでしょう。非常に厳しいビジネス環境です。
ファウンドリも規模の追求から大手同士の合併が生まれそうです。
そうなると、今度は特にファウンドリとファブレスメーカーとの力関係が変化していきます。今までは中小規模でも技術的な特徴があればファウンドリでの製造が出来たファブレスメーカーは製造先が無くなる、ということもあり得る。
中小ファウンドリーファブレス同士の提携などが推進されるかもしれません。
まさしく、戦国時代。どこと組むのか、どこを吸収するのか。
自らの藩を後世に残すよう奔走したように、自社を後世に残すための奔走が始まります。
冨田将一朗
【キャリアアップ!冨田将一朗】ターンキー差別化の要素は?
冨田将一朗です。
私が仕事をする半導体業界には、「ターンキー」という事業を行う企業が存在します。
ターンキーはTurn the Keyが語源で、鍵を回すだけの状態をサービスとして提供する形態です。半導体で言えば、ICの仕様書(鍵)を準備(回す)さえすれば、完成品を受け取ることができる、というものです。
有名どころで言えば、台湾の世界最大手ウェハファブTSMC系のGUCや、UMC系のFaraday、Alchipなどが有名です。中国SMIC系のBriteなどもあります。
ちなみにターンキーと似たビジネス形態として「ODM」がありますが、これは製品自体がODMによる設計です。購入側にとっては、まったくの他社製品です。ターンキーは、少なくとも購入側で仕様決めに関わらなければいけません。
で、このターンキー、何が差別化要素なの?という話。
ターンキー差別化の鍵は、3つあると思っています。設計・IP・製造です。この3つをソリューションとして提供すること、これが大きな要素です。
SoCなどの大規模回路をいかにスムーズに設計するか、そしてそのために豊富なIPラインナップを持つ。これで顧客から数百から数千万の開発費を得られるでしょう。実際の製造は、ファウンドリとの関係が肝になるでしょう。だからこそ、TSMCやUMC系など、ファウンドリ資本のターンキー企業が損沿いするのです。
半導体業界にいる私が考える、ターンキーを使う理由。それは、「楽をしたいから」です。昔、誰かが、「事業が成功するのは、今より簡単になるか、楽しくなるかだ」と言っていましたが、まさにその通りですね。
冨田将一朗
【キャリアアップ!冨田将一朗】退職時に注意したい、たった1つのこと
こんにちわ、冨田将一朗です。
今日は私の友人から聞いた「退職時に注意したい、たった1つのこと」を紹介したいと思います。
実はその彼、私の現職の同期です。その彼がつい最近、会社へ退職を意思を伝えたのですね。もちろん友人である私は、それ以前に彼から強い意志を聞いていましたので、寂しい気持ちはあるものの応援していました。
そして昨日、彼と飲む機会がありました。その時に彼はこう言ったんです、
「退職する時は、裏切り切れ。それだけだ。」
かなり強烈な言葉に聞こえるかもしれませんね(笑)
日本では「会社を辞める≒会社への裏切り」という考えが少なからずあります。今は大分価値観が変わっているのかもしれませんが。
それ故に、会社の上司や同僚から、厳しいことを言われることもあるのでしょう。
彼が言いたかったことは、それでも自分の意思を突き通せ、ということ。下手な良心を持ち出すな、ということ。それくらい考えて自分が下した結論なのですからね。
退職時に注意したい、たった1つのこと。
それは、会社を裏切り切る、ということです。
冨田将一朗
【キャリアアップ!冨田将一朗】エレカシのライブに行きたい!
こんにちわ、冨田将一朗です。
いつもは割と真面目に?ブログを書いていますが、今日は少し脱線して趣味の音楽の話を。
音楽と言っても、私の場合は野外フェス、ライブです!
4年前に北海道の野外フェス「ライジングサン」に参加してから、すっかりハマってしまいました。当時のラストはスカパラ。フェス名の通り、朝日を観ながらノリまくる。楽しかったな〜。
ライブと言えば、僕の大好きなエレカシが、昨日一昨日と約1年半ぶりにライブを行いました!行きたかったなぁ…
18時、おかえりの声の大歓声の中メンバーが登場。1曲目からパワフルなバンドの楽曲。それに負けない、ライブ活動休止前よりもはるかにパワーアップしている宮本のヴォーカルが夜の日比谷公園に響き渡る。「みんなの前に立つとしょっちゅうライブしているような気になるけど、1年ぶりくらいなんです。こんなに休んだことないってくらい休みました。夏休みよりも長い休み。休んでいる間は、ここぞとばかりに論語読んだりしてました。どうでもいいかこんな話」と、ライブ活動休止中のエピソードも披露。そして、代表曲「悲しみの果て」など名曲の数々を張りのあるボーカルで次々とパフォーマンス。
来年1月にはさいたまスーパーアリーナでライブがあるみたい!チケット取るぞ!!
冨田将一朗
【キャリアアップ!冨田将一朗】ビジネス英会話をやり直そう!
冨田将一朗です。
仕事の休憩がてら、カフェでブログ記事を更新しています。
そんな私の耳元からは英会話が流れています。
そうです、いわゆる「ながら英語」です。
外資系メーカに勤務する私は、もちろん英語を使う機会が多いです。上司、同僚とのコミュニケーションも英語ですね。
しかし、「外資系」だから英語が流暢か、と言われれば必ずしもそうではありません。結構私もひどい英語を使って、相手の頭にクエスチョンマークが浮かぶことがあります(笑)
つまり、結構いい加減な英語を使っているのです。コミュニケーションの上では「伝わること」が最優先で、発音の綺麗・汚いは二の次にしてきたツケが回っているのでしょう。
最近は、「シーン別 本当に使える 実践ビジネス英会話」を使って勉強をしています。なるほどなぁ、と思わせられる表現がシーン別にまとめられており、かなり使えます!
英語に自信のある方も、そうでない方も、もう一度ビジネス英会話をやり直しましょう!キャリアにも生きるはずです。
冨田将一朗
【キャリアアップ!冨田将一朗】外資系転職目指すならこの本!
キャリアアップ!冨田将一朗です。
私自身が外資系企業に勤めるからでしょうが、「どうやったら外資系企業に勤められるの?」という質問をよく受けます。
この手の質問を受ける度に、日本人は外資系企業への憧れが強いのだなぁと感じます。
では、外資系企業に勤めるにはどうするか?転職活動におすすめな本をご紹介します。
転職活動に履歴書や職務経歴書は必須ですが、英文履歴書を書いたことのある人は少ないでしょう。この本は、様々なキャリアを想定した履歴書例が豊富ですので、それらを組み合わせて自分なりの履歴書を作成することができます。
そして履歴書は、英語面接の対策にもなるんです。紙に起こすことで頭が整理されますし、いわゆる「アクティブ動詞」と呼ばれる、相手に積極的な印象を与える動詞を記憶することができます。
是非一度この本を読み、履歴書を作ってみてください。
日本語の履歴書と違って、自分の専門性が明確になりますよ。
冨田将一朗